職種・年次別で効果的に学べる夢真の研修環境
夢真は1年間に約2,300名の技術社員を採用しており、採用人数は増加傾向にあります。採用人数が増えるにつれて、1つの研修施設だけでは手狭になってきていました。特にCAD研修を受講する研修生が増加したため、講師が講義をしている教室とは別教室でリモート受講となることもありました。 また、入社時研修を受ける技術社員と、次の現場に向けて研修を受ける技術社員が同じ施設で受講したことにより、様々な問題も発生しました。それぞれの研修生にとって最適な研修環境を整えることができていなかったのです。これらを解決するため、夢真セミナールームを増設して研修環境の最適化を図りました。
自分に合った研修を受講できる環境
増設前は職種・年次に関わらず全ての技術社員が実技研修施設「夢真トレーニングセンター」で研修を受けていました。 増設により、CADオペレーターと次の現場に向けて受講する施工管理技術社員は夢真セミナールームで受講し、入社時に研修を受ける施工管理技術社員と研修施設を分けることが可能になりました。
入社時研修を受ける研修生と、次の現場に向けた研修生では受講内容は大きく異なります。就業経験がある技術社員は、ステップアップに必要なスキルを身につけるべく、グループワークや個別のコミュニケーション課題に取り組みます。研修会場を切り分けたことで、それぞれの研修生に適した環境を提供できるようになりました。
また、オフィスビル内にある夢真セミナールームは、CADオペレーターの就業先と似ています。CADオペレーターにとって、研修後の就業先で働く環境をイメージしやすくなりました。
講師と積極的にコミュニケーションができる環境を整え、研修生のスキルアップを促進
コミュニケーションしやすい環境を整備するために、夢真セミナールームは執務室を同じフロアに配置しました。研修生は気軽に訪ねることができるようになり、ひとりひとりの社員が抱える課題を解決しやすい環境になりました。また、本社との距離が近くなったことで研修前後にフォロー担当や営業担当との面談をすることも容易になりました。本社で定期開催される「技術社員懇親会」にも参加しやすくなり、講師だけでなく技術社員同士のコミュニケーションの円滑にもつながりました。
講師2人体制できめ細やかなCAD研修を実現
夢真セミナールーム CAD研修講師:石口
CAD研修用パソコンを設置し、最大30名が1つの部屋で同時にCAD研修を受講できるようになりました。講師2人が1つの部屋で研修する体制では、受講生全員の進行状況を把握できます。ひとりひとりの研修生の進捗を確認しながら、臨機応変に講義やグループワークを実施しています。