新たな挑戦をする時、思い描いていた仕事内容と現実のギャップが多かれ少なかれ生じます。現場配属前と現場配属後の差を縮めて定着率が上がるように、技術社員がスムーズに順応できる研修を構築してきました。2018年ごろから「建設現場がうまくイメージできない」や「建設現場を模した環境がほしい」など、建設現場をより忠実に再現した環境『模擬現場』を必要とする技術社員からの声が強まり、実現に向けて動きだしました。2019年から模擬現場による研修を導入し、2021年に完成した実技研修施設「夢トレ」という実際の現場を再現した研修会場で、建設現場での1日の流れや作業着・保護具の着用方法、作業工程や部材の把握など現場の基本を就業前に体験してもらいます。実践型の研修を数多く取り入れて、実際に現場で使用されている設備や道具を用意し、建設現場を再現しています。
これらは未経験技術者のイメージギャップを早めに取り除き、現場に順応して困らないようにするためです。稼働後の現場に即した研修内容なので「やっておいてよかった」と好評をいただいています。

未経験からはじめた夢真の技術社員を採用したお取引先企業様より

夢真の技術社員は未経験者であっても建設現場がイメージできています。模擬現場の研修センターはとても良いと思うし、研修で習ったことがきちんと私たちの現場で活かされていると聞きます。現場配属前に把握してほしい建築知識も理解しているので、スムーズに現場に適応しています。他社と並行して未経験からの技術社員を採用した時に、明らかな差を感じました。また、技術社員の営業担当からもこまめに対応してもらえるため長期の稼働につながっています。

夢真は、現場に順応しやすくなる実践的な研修だけではなく、現場配属後も活躍し続けられるようにいくつもの働き方改革を行い、バックアップ体制を構築してきました。現在も改革は進められていますが、すでに効果がではじめた取り組みをご紹介いたします。

勤続年数 4年目：施工管理技術社員　 Aさん（男性 20代前半）

現在の配属先企業に着任して3年目の時、改修工事の現場が続いていたので新築工事の現場で新たな経験を積みたいと思うようになりました。営業担当の現場訪問時、ちょっとした会話から自分の置かれた状況や課題を察して新たな現場を提案してくれました。新築現場に従事できるようになって毎日が新鮮でとても充実した日々を送っています。もっともっと成長したいと思うようになり、資格取得が今の目標です！